今年の夏休みは中国の洛陽に行ってきました。

洛陽は三国志でおなじみの都ですが、世界遺産の竜門石窟があったり、関羽の首塚があったりと見どころも満載でした。

今回は広州からZ90次寝台列車で鄭州へ、鄭州から洛陽龍門駅まで新幹線で行ってきました。距離が離れているので現地ガイドさんと車をお願いしていきました。洛陽龍門駅は、洛陽駅からかなり離れていますが、竜門石窟や関林に行くにはこちらの方が便利です。新幹線もほとんどこちらの竜門駅に発着します。大体15分くらいで石窟入口へ、入口となっていますが、実際の入口の3キロくらい前で車は進入禁止になり、電動カートで本当に入口に行くシステムになったそうです。ガイドさんがいなかったらわからなかった。

ぐるっと回って、詩人白居易のお墓も見学して2時間くらい。びっくりするほど涼しくて、快適に見学できました。なんでも7月終わりまで連日40℃だったけど8月中旬から雨がちで気温も上がらなくなったとガイドさん。この日も25℃はなかったです。天候ついでにPM2.5の件も伺いましたが、洛陽あたりは11月が風がないので一番きついようです。真冬は風が強くなるので、そこまで汚染が酷いということも少ないそう。行った日が8月の終わりころだったので、現地の休みも終わっていたので割と空いていて見学できました。

この後は車で関林へ。林とはお墓のことで、中国では孔子と関羽の墓だけが林という名前がついていて、お墓を表す名前では一番大きいとガイドさんの説明がありました。北京の修学旅行生も訪れていましたし、商売の神様なのでお参りの人が結構いました。見学は有料になります。今回は日帰り訪問だったので、有名な少林寺などはいけませんでしたが、見応えのある街でした。現地の手配についてもだいぶわかりましたので、洛陽に行かれるようでしたらご案内できます。洛陽に行くには鄭州が一番便利です。鄭州から西安に行く途中に洛陽龍門があるので、新幹線も多く運行していますし西安旅行に絡めて訪れることも可能です。北京・広州はおおむね1時間に1本は運行していて、そのほか青島や上海など各地までの直行新幹線もあります。飛行機はあまり飛んでいないので新幹線が便利です。お手配に関しては、新幹線から現地ガイド(専用車もセットした方が安心です)や現地ツアーなども手配できます。ガイドさんがいるといないとではだいぶ見学の質も変わるのでぜひお勧めいたします。

投稿者プロフィール

佐々木 一匡
佐々木 一匡飛行機・鉄道旅行のスペシャリスト
神奈川県西部の営業担当しています。範囲は国内から海外まで、個人旅行の手配から団体までお任せください。